半導体ウェハー大手メーカー【完成品倉庫】
5mの縦型スマート倉庫+自動運送
半導体生産過程において、シリコンウェハーが最も重要な原材料であることはご存じでしょう
2インチから、4インチ、5インチ、6インチ、8インチ、12インチへ、半導体の発展にともない、ウェハーの表面積は大きくなり、
生産技術上の難度は高くなります。このため、ウェハーの保存も日々重要視されています。
鈞曜の『縦型倉庫』の特性を利用した真空包装のウェハーカセットボックス管理が最適と言えます。
さらに鈞曜は20年以上の自動化経験により、自動倉庫(スマート倉庫)にウェハー完成品を無人で自動的に当社の倉庫に送るようにし、ウェハー完成品倉庫において、さらに《無人工場》の倉庫管理を実現しました。
企業のニーズ ウェハー再生メーカー夜間無人完成品倉庫ニーズ計画
保存する資材 12インチのウェハーカセットボックス
条 件 製造プロセスと連結し、12”包装後のFOSBを収納、分類すること
スマート倉庫導入前
顧客は、新工場完成品倉庫計画として、夜間製造で生産した完成品を手動収納することを要望しました。
完成品倉庫の場所は高さが5mあり、伝統型ラックを使用した場合、工場上方の高所空間が無駄になり、空間利用率が大変低下します。
伝統型ラックを使用した場合、資材管理上、人が処理する必要があります。
スマート倉庫導入後
24時間生産とし、夜間完成品倉庫を無人にし、前後2つの出庫口を運用し、背中合わせの倉庫で資材を収納、管理します。 倉庫2基の後方にコンベヤを設置して連結し、倉庫前方は人による入出庫口とし、倉庫の特性を運用して人と機械の動作を分け、人員の安全を 確保しています。 コンベヤを運用して包装したFOSBを倉庫後方に送り、それから供給機構を接続してFOSBを順調に倉庫に入れ、分類します。 人による資材の識別が不要で、コンベヤの最初に光学機器で識別して、FOSBの保存位置を確認します。倉庫は自動的に保存装置からコンベヤ に連結します。 倉庫は場所の高さを存分に運用し、保管位置を上方向に拡張し、平面空間を節減しています。 倉庫内部に倉庫管理システム(WMS)を設置し、資材情報をデジタル化しており、どのデジタルシステム、設備とも上下連結が可能で、 資材管理上も現場で大きく役立っています。